環境への取り組み

森を守る - 「森林認証制度」

現在の森林問題と日本

日本は世界でも有数の木材輸入国であり、国内消費量の約8割を輸入材に頼っています。世界では、毎年日本の国土の約3分の1にあたる面積の森林が消失していると言われており、二酸化炭素排出削減と併せて、私たちが森林の保護に関心を寄せ、行動することは地球温暖化防止の観点から見ても非常に重要であると言えます。

森林認証について

森林認証とは、環境的に適切で、社会利益にかない、また経済的にも持続可能な管理がなされた森林と、そこから伐採された木材に証明(認証)を発行しラベリングすることにより、消費者に対して環境に配慮した木材(加工品)を購入する機会を与える制度です。

森林認証のラベルのついた製品を取扱い、または購入することで私たちも間接的に森林保護・育成に貢献することになります。

FM認証・CoC認証について

この森林認証制度は、森林が適切に管理されていることを証明するFM認証と、その木材が他の森林から伐採された木材と混ざることなく管理されていることを証明するCoC認証の、2つのシステムから成り立っています。

森林所有者や林産業者はFM認証を、加工・流通業者はCoC認証を取得しなければ製品に森林認証のラベルをつけることはできません。小売に携わる方は認証を取得する必要はありませんが、認証製品のPRをする場合には登録IDを取得する必要があります。

当社の認証実績について

森林認証制度には、現在各国や地域において様々な機関が独自の基準で定めた制度がいくつもあります。日本においてはFSC、PEFC、SGECという3つの制度があり、当社ではこのうちのFSC、PEFCの2つのCoC認証を取得しています。